社会福祉法人 千葉福祉会 八山田保育園のホームページ

本日夏祭りごっこを予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、８月２６日（金）に延期になりました。急な変更でしたが、ケータイ連絡くんのご確認や対応ありがとうございました。

　保護者の皆様から子どもたちへお伝えして下さったことにより、登園した子どもたちは「やりたかった～」「また今度なんだよね」と伝える場面がありました。延期になりましたが、盆踊り『ばけもん音頭』を踊ったり、各クラスで水ヨーヨーに触れて楽しみました。３・４・５歳児は、各クラス水ヨーヨー釣りをしました。「どれにしようかな」「ぼくあかにきめた」と子どもたちの目は輝き、器用に輪ゴムに引っ掛けてGETしていました。その中でも色をめぐるドラマがありました。ある一色をめぐり、開始前から「わたしはこれ」と決めていたひまわりさん(４歳児)。同じ色を同様に「ぼくもこれ」と心に決めていたゆりさん(５歳児)。さてさてどのような順番で始まるかなと見ていると、話し合いの結果ちゅーりっぷ(３歳児)⇒ひまわり⇒ゆりの順番になり、ゆりさんは「もうぜったいのこってないじゃん」と背中を向けてしまいました。どうなることでしょうと見守っていると、順番が来たひまわりさんは決めた色を選ばず、欲しがっていたゆりさんにゆずってくれた様子でした。それでも無事に釣れたヨーヨーを「みて～じぶんでとったの。かわいいの～」とご満悦な様子で笑顔満天です。きっとゆりさんがしょんぼりしていた様子を見ていたのでしょう。優しさが感じられる場面でした。まだ残っていると知り、前を向いたゆりさん。釣りに気持ちが向き参加しようとしたまさにその時。なんとゆりさん直前のお友だちが、お目当ての色をGETしていく姿が・・・ゆりさん涙ぐみ固まりました。ですが先程のように心崩れることなく「こっちにしようかな」と目の輝きを取り戻し無事に別の色をGETでき、スキップして喜ぶかわいい姿がありました。そっと気持ちを聞いてみると「ゆずったの」と大人な一言。ひまわりさんからゆずってもらった優しさをもらい、期待が瞬く間に驚く結果になりましたが、自分で気持ちを切り替える立派な姿がありました。それぞれがお友だちの気持ちを感じ取り、寄り添って成長し合う３・４・５歳児の縦割り保育ならではの姿を目の前で感じる日になりました。ひわまりさん・ゆりさん『ありがとう』

　延期日には、必ず夏祭りごっこができますようにと願っています。