わらべうた
わらべうたとは?
わらべうたは昔々から歌われている歌で、わらべうたには作詞、作曲は存在しません。
わらべうたとは子ども、お母さんなどが遊びや日常生活を過ごす中で自然に作られた歌と言われています。
なので、わらべうたには方言、訛り、様々な言葉が存在します。様々な言葉が子どもの中から知性として生まれひとりひとり違う知性があると言う事です。
童謡は大人の感性で作られた曲で固定概念を持ってしまい、うたのイメージが浅くなってしまう。
わらべうたには固定概念がなく自然に自由に作られた歌なので方言、訛り、様々な言葉が存在することでひとりひとり多様なイメージを自由に持つ事ができます。
大人と子供のスキンシップを図る事ができるのもわらべうたのよいところです。ゆったりと心地よいわらべうたの音域とフレーズで情緒の安定にも繋がります。
わらべうた
ゆうなのきのしたで
こもりうた
ねむれねむれねずみのこ
こもりうた
こねまぬなくか
こもりうた
かごかご
「どぶーん」というときは、子どもの手を深く下げながらいいます。「あさいかわへ」のときは両手を中へよせながら、小さい声でじゃぼ、じょぼと面白そうにいいます。
メーメースースー
・メンメン→子どもの目じりをつつく(2回)
・スースー→鼻にすじをひく(2回)
・ケムシニ→左まゆをこする(2回)
・キクラゲ→左の耳たぼをひっぱる(2回)
・チュ。 →口の上に手をあてる
トノサマオチャクザ
・トノサマオチャクザ→額に手のひらをあてる
・フタリノゴケライ →人さし指で右、左の目をさす
・オンドリメンドリ →人さし指で右、左のほほをつく
・イソイデゴニューライ→いいながら子どもの口の前で2本指を忙しく動かす
・チンチョッパー→げんごを子のあごにあて
・チンチョッパー 左右にしごくようにする。
・チンチョッパーチン
ここはてっくび
・ここはてっくびてのひら→「てっくび」で軽く手首を動かし、「手の平」で、そっと子どもの手の平をなでる(それぞれ2回)
・ありゃりゃにこりゃりゃ→親指、人差し指をさわる
・せったかぼうずに、医者ぼうず→中指、薬指の先をつまむ
・お酒わかしのかんたてうさん→小指を4回つつむ
うまはとしとし
こども園では大人が床に足を伸ばして座り、その上に子どもを乗せ、はずませてうたいます。
かんてきわって
・子どもの両手を持ち、軽く上下にふります。
・「おかして」は、子どもの手を持ったまま、大人が自分の肩を、左右、上下させます。
・最後の「た」で、子どもの頭に手をもっていき、1回優しくたたきます。
ぎっこばっこひけば
子どもをひざにのせ、両手で子どもの背中を支え、大人もいっしょに体を前後に倒したり、起こしたりして遊びます。
まがんこ
・大人の左手で子どもの右手甲を上にして持ち、大人の右手でつまみ持ち、やさしくなでおろす。
つららが下がった様子をうたったものです。まがんこ=つらら(氷柱)
こっちのたんぽ
子どもを抱くか、向き合って座る。軽く両手を持ち、片方の袖、又は肘に軽くふれる。(4拍)もう一方も4拍。「おつむてんてんや」で頭にふれ(4拍)、「カックリ」で両手を胸の前で2回まわす。その手を目の前に持っていきイナイイナイバーのようにする。